「何をどう伝えればいいか分からない…」
「報告が遅いって怒られたけど、タイミングが難しい…」
「相談したいけど、上司が忙しそうで声がかけづらい…」
そんな“報連相が苦手”な社会人は、実は少なくありません。
特に新入社員や若手社員は、「こんなことで話しかけてもいいのかな…」と悩んでしまいがちです。
でも大丈夫。
右も左もわからないうちは、報連相はセンスじゃなくて“型”で身につけてしまいましょう!
今回は、仕事でよくあるシーン別に「使えるテンプレート」を紹介します!
報連相とは?あらためて基本をおさらい
報連相(ほうれんそう)とは、
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報告:上司やチームに経過や結果を伝える
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連絡:必要な情報を共有する
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相談:判断に迷った時にアドバイスを求める
この3つの頭文字をとった言葉のこと。
報連相をしっかりとできるようにすることで、
▶ チームでのトラブルが減る
▶ 上司からの信頼が増える
▶ あなた自身が仕事しやすくなる
というメリットがあります。
よくある報連相シーンとテンプレ集
🔹【報告】進捗・完了・トラブルの連絡
▼進捗報告テンプレ
「◯◯の件ですが、本日○○まで進んでいます。今のところ順調です。予定通り○日には完了見込みです。」
▼完了報告テンプレ
「ご依頼いただいた○○、本日完了しました。念のため資料を添付いたします。ご確認ください。」
▼トラブル報告テンプレ
「現在、◯◯の対応中に◯◯という問題が発生しています。現時点では解決に向けて△△を試していますが、対応方針についてご相談させてください。」
🔸ポイント
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感情ではなく、事実ベースで伝える
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「どうしたらいいか分からない」より「ここまではやってみた」が◎
進捗がない状態、あまり見せられる状態でなくても常日頃声掛けする習慣をつけておくとgood👍
「終わってから報告しよう」は上司や先輩からすると遅れていると感じられる恐れも。
🔹【連絡】日程・変更・関係者への情報共有
▼日程連絡テンプレ
「○○会議ですが、○月○日(火)10:00〜に決定しました。場所は〇階の会議室Aです。よろしくお願いします。」
▼予定変更連絡テンプレ
「本日予定していた○○の件、先方の都合により○日に変更となりました。」
▼社内情報共有テンプレ
「○○部からの連絡です。来週より△△の運用ルールが変更となるそうです。詳細は以下リンクをご確認ください。」
🔸ポイント
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関係者全員に漏れなく
- 必ず「日付・時間・場所・影響範囲」を入れると親切
箇条書きで要点をまとめておくとわかりやすくなります。
○○様 打ち合わせについて
日程
変更前:4/14(月)14:00~
変更後:4/15(火)14:00~
場所
○○会議室、ミーティングルームA
🔹【相談】判断に迷うとき・助言がほしいとき
▼進め方の相談テンプレ
「◯◯について、A案とB案で迷っています。個人的にはB案がよさそうと考えていますが、ご意見をいただけますでしょうか?」
▼トラブル対応の相談テンプレ
「◯◯という状況になってしまい、△△の対応がベストか判断がつかず…お時間あるときにご相談させていただけますか?」
▼納期調整の相談テンプレ
「すみません、現在◯◯の作業に時間がかかっており、このままだと納期に遅れる可能性があります。スケジュール調整について相談させてください。」
🔸ポイント
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「聞くだけ」でなく「自分の考え」を添えて伝えると◎
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忙しそうな上司には「お時間あるときに」クッション言葉を入れると印象UP
言葉にするのが難しいものは、手書きなどでもいいのでポンチ絵(簡単にイラストなどでまとめた図)で伝えてみると
上司や先輩にも伝わりやすくなります!
伝え方に自信がないときは「書いてから話す」もOK
報連相が苦手な人に多いのが、「どう話し出していいか分からない」問題。
そんな時は、一度文章にしてから送る or 話すだけでもハードルが下がります。
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Slackやメールで事前に送っておく
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メモを見ながら口頭で伝える
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要点を箇条書きにしてから話す
「うまく話せないから相談できない」と悩むより、自分なりの伝えやすい手段を見つけましょう◎
よくある質問(FAQ)
Q1. 上司が忙しそうで声をかけづらい時はどうすれば?
→「お忙しいところすみません。〇〇の件で◯分だけお時間いただけますか?」と具体的に内容と所要時間を伝えると、相手も予定を立てやすいです。
Q2. 何を報告すべきかわからない
→基本は「進捗・完了・トラブル」の3つ。少しでも不安なら、“報告しすぎ”のほうが印象は良いです。
Q3. 一度聞いたことをまた聞くのが申し訳ない…
→「以前もお伺いした件なのですが、再確認させてください」と一言添えればOK。むしろ丁寧で安心感があります。
まとめ|報連相が苦手でも、大丈夫。コツは「テンプレ」と「慣れ」
報連相がうまくできないのは、性格ではなく“慣れていないだけ”。
最初はぎこちなくても、「この言い方をすれば伝わる」という型が身につけば、自然にできるようになります。
まずは今日から1つ、「テンプレを使ってみる」ことから始めてみましょう。
あなたの一言が、職場の信頼や働きやすさにしっかりつながっていきます!
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