社会保険ってなに?退職後も払わなければいけない?

社会保険についてと退職後の支払い方法を解説

 

 

社会保険ってどうして支払わないといけないの?

 

病気や老後など、様々なリスクに備えて社会保険を支払わないといけないんです。

社会保険を収めることで、医療費が負担される仕組みになっています。

働いているときには、皆さんのお給料の中から社会保険が支払われていましたが、退職をすると、その後は自分で社会保険を支払わなければいけません。

退職時期によって社会保険を支払うタイミングが変わる?

会社をいつ辞めるか(月の途中、月末)で社会保険を支払うタイミングが変わってきます。
次の転職先が決まっている場合でも、新しい会社の入社時期によっては、自分で支払う必要があるんです。

 

月末に退職した場合

月末に退職をすると、退職した次の月から自分で社会保険を支払うことになります。

退職した月の分の社会保険はお給料から引かれる仕組みになっているよ!

例)10月31日付での退社⇒11月分から社会保険を自分で支払う。

月の途中で退職した場合

月の途中で退職すると、退職した月の分から自分で社会保険を支払うことになります。
例)10月11日付での退職⇒10月分から社会保険を支払う。

退職後すぐに新しい職場で働く場合

退職日以降、1日も日数が空かずに新しい職場で働くときは、自分で社会保険を支払う必要はありません。なぜなら、次の職場でもらうお給料から社会保険を支払うことができるからです。

例)10月31日付での退職⇒11月1日から新しい会社で勤務
  新しい会社の給料から支払われる。

自分で手続きしなくて済むのはありがたいですね!

 

自分で支払う必要がないから手続きも不要なんです!

退職後に入る保険の種類は?

退職後は自分で社会保険に加入する必要があり、どの保険に入るかは4種類の中から選べます。その人の状況によって入る保険が変わってくるのでしっかり考えていきましょう。

 

1.国民健康保険

国民健康保険とは、会社の健康保険に加入していない人が入る保険のことで、個人事業主、フリーランス、無職の人などが対象です。
・加入者は個人事業主やフリーランス、無職の人など。
・保険料は毎月一定額。
・前年の所得と住んでいる地域により保険料が決定する。
・扶養家族の分もすべて支払わないといけない。
・自分が住んでいる地域の役所で手続きが可能
退職したら速やかに近くの役所で切り替え手続きをしましょう。

2.任意継続保険

任意継続保険とは、退職した後もその会社の保険に引き続き加入することで、最大2年間まで入ることができます。
・前の会社と引き続き同じ保険に加入。最大二年まで。
・保険料は標準報酬月額に基づいて決定する。
・扶養家族も引き続き加入できる。
・保険料は全額自己負担。会社負担はなし。
・加入する健康保険組合に必要書類を送付する。
退職後には保険料を自分で全額支払う必要があるので、金額の確認をしておくといいでしょう。

妻や子供も引き続き同じ保険に扶養として入れる?

引き続き加入できます!必要書類を準備しましょう!

3.家族や親族の扶養に入る

未成年または失業により収入が低く、一人で生計を立てるのが難しい場合、家族や親族の社会保険の扶養に入ることができます。しかし、収入やその他の条件があるので自分が当てはまるかどうか確認してみましょう。

 

転職先の保険

退職日から1日も空くことなく転職先に入社する場合、自分で保険の手続きをする必要はありません。退職後は転職先の保険に加入できるので、求められた書類を担当者に提出しましょう。

 

注意点

退職後の保険の手続きにはそれぞれ期限があります。たとえば、任意継続保険の場合は「20日以内」です。期限内にきちんと保険の切り替えができるよう、確かめておくことをお勧めします。

手続きを忘れると、急な体調不良で病院に行っても一時的に全額自己負担となるので、早めに保険を切り替えるようにしましょう。

まとめ

社会保険は必ず支払わなければいけませんが、退職するタイミングにより自分で支払う時期が変わってきます。月の途中で退職なのか、月末なのか退職日も確認しておきましょう。

退職後に入る保険もあらかじめ決めておくとスムーズに手続きができます。

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